HIKOMA CLOUD導入事例

採用コストが一番の課題でした。当社で採用するのは主にITエンジニア。テクノロジーの進化とともにITエンジニアの需要は拡大する一方なので、慢性的に人材が不足している。そのため、業界全体で採用に苦戦しています。当社もその例にもれず、HIKOMA CLOUDを導入する以前は、求人広告媒体や人材紹介会社に頼り切っていました。ただ、それだけでは予定採用人数を満たすことが難しく、採用コストを抑えながら採用チャネルを増やしたいと考えていたのです。そこで、タイミング良くご提案いただいた、採用オウンドメディアを立ち上げることにしました。

採用オウンドメディアを立ち上げて、そこに求人情報を載せれば、自動的にIndeedの求人検索エンジンに無料表示されるので、応募に結びつけられる。その仕組みに大きな魅力を感じました。今までは求人広告媒体や人材紹介会社に頼っていたので、「採用コストを抑えられる、効果的な求人募集の新手段を見つけた！」と思えたわけです。また、求人以外の記事を通して、採用ターゲットに向けて、当社の魅力を採用ターゲットにしっかりと伝えることが出来るのでは、とも思いました。られることも魅力でした。その点、イシンさんは、エンジニアを惹きつけるコンテンツの制作を多数、手掛けている。採用ターゲットの応募につながることが期待できました。

まずは、当社が大事にしてきた「エンジニアファースト」という方針をしっかりと打ち出すことを意識しました。数あるIT企業の中から当社を選んでもらうには、理想論としてこの方針を語るのではなく、事例やエピソードを交えながら「実際にエンジニアファーストの方針が貫徹されている」ことを伝えることが重要だと思っています。ただ、掲載できる情報量に制約がある求人広告媒体で、それをやるには限界があって。一方、オウンドメディアであれば、そうした制約はない。そこで、私自身がエンジニア時代、課題に感じていたことを織り交ぜながら、「エンジニアの苦悩から喜びまで、そのすべてに寄り添う」という経営方針を伝える記事を、求人以上に時間をかけて作りました。そうしたメッセージを発信することで、“エーエスエルらしさ”が伝わり、共感していただけるエンジニアの方が増えると思ったからです。

また、イシンさんが提案してくれた企画ですが、その記事を読んで入社した社員にインタビューを行い、新たな記事を作ったりもしました。インタビュー中に彼が「入社後、本当にエンジニアファーストの会社なのか、社長の言動をしっかりと観察していた」と発言したことも含め、ありのまま記事にしています。こうした生の声を届ける方が、入社後にギャップを生まない、と思っているからです。

2023年1月～8月の間に、合計60名の応募があり、その内、3名の経験豊富なエンジニアを採用できました。しかも、採用単価を60万円程度に抑えることに成功。採用できたのは、成長意欲が高く、自ら課題を見つけ出して主体的に動いてくれる自律型タイプです。まさに狙っていたターゲットでしたね。

他には、面接時に、「採用オウンドメディアの記事を見た」という応募者が多かったことも成果の1つではないかと思います。コンテンツの充実を図れば、よりエーエスエルの経営方針や事業戦略に対する応募者の理解を深められることを実感しました。

HIKOMA CLOUDの効果を十分に実感できたので、当社の採用ページを採用オウンドメディアに集約する計画を立てています。HIKOMA CLOUDは、コストを抑えるだけではなく、HTMLの知識がなくても簡単にサイトの更新ができる仕組みになっているので非常に便利。以前であれば、エンジニアに本業の合間に手伝ってもらっていたことを、今は総務や人事のメンバーでも簡単なコンテンツであれば追加できる。ですので、今後はコンテンツをもっと増やしていくつもりです。ただ、よりボリューム感のあるコンテンツを制作する際には、もちろんイシンさんの力を借りたいと思っています。