HIKOMA CLOUD導入事例

いままでの採用活動では、さまざまな取り組みを並行して進めていたので、採用単価が上がってしまい、コストパフォーマンスに課題があると感じていました。例えば、新卒はナビ媒体、中途は採用イベントといった具合で、選択と集中ができておらず、それぞれに相応の費用をかけていたんです。

また、一時的に母集団形成を実現しても、継続的な応募にはつながっていませんでしたし、「採用ターゲットにリーチできていない」と感じることがありました。そもそも以前は自社HPの中に、少しだけ社員紹介を行う程度の採用ページしか用意しておらず、充実しているとはいえない状況だったことも原因かもしれません。

採用オウンドメディアは、コンテンツを自社資産として残していけるメリットがあること。そして、成功すれば採用コストを大幅に下げられることが予測できたことです。

それに、コンテンツを充実させることで、仮に採用オウンドメディアからの応募が少なかったとしても、他チャネルからの応募者がコンテンツを見て弊社への理解を深めてくれるので、採用戦略全体に好影響を与えてくれることにもなる。そうした採用オウンドメディアの汎用性の高さと相乗効果の部分にも期待しました。

当社は貿易に関する仕事していて、国際色が豊かな職場であることや、未経験でも活躍できる場があることを伝える記事を作りました。例えば、韓国、ベトナム、パキスタンなど外国籍の社員に登場してもらい、座談会形式の記事で仕事のやりがいを伝えたり、人事チームの対談記事で、知識や業務経験がなくても活躍できることを紹介したりしました。

ほかには、採用オウンドメディアのなかで社員を紹介し、どのようなメンバーと一緒に働くのかをイメージできるように工夫。求人情報は無料掲載を利用して広告費をかけず、採用ターゲットにリーチするためのコンテンツ制作に力を入れるようにしていました。